レジェンド店の味は今でも健在:海老名 中村屋の「中村屋らーめん」
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どうも、Mormor(もるもる)です!

 

今日は子供と奥様が映画を見たいとの事で、海老名に行ったついでに伝説の名店「中村屋」さんに行って来ました。

昔、高座渋谷に有った頃に出会い、衝撃を受けて良く通っていましたが、海老名に移転してからは忙しくなったのと、行列だった事も有り、足が遠のいていました。

七沢温泉の「ZUND-BAR」には2回程行きましたが、「中村屋」本店は移転後すぐに行って以来何年かぶりの訪問です。

 

 

 

 

海老名のイオンの立体駐車場の横に有ります。

以前はイオンの駐車場のサービス券が無かったのですが、今は駐車場サービス券(引換券)をイオン1Fの「メリーナカヤマ」に持って行くと、駐車券に換えて貰えます。

 

 

 

 

3時間駐車券を引き換えて貰えるので、利用の際は駐車券を示して引換券を貰っておくと良いでしょう。

21:00以降はサービスカウンターで引き換えになるそうです。
ただ、今は緊急事態宣言下なので20:00までの営業です。

 

 

 

 

入口横の立て看板。

テイクアウトらーめん(塩・醤油)が有る様です。

 

 

 

 

まずは入口左手の券売機で食券を購入します。

券売機上の帽子は中村さんが被っていたものでしょうか?
なんとなく見覚えがあります。

久しぶりなので、「1番人気」と有った「中村屋らーめん 塩」にしました。
長女と奥様は「中村屋らーめん 醤油」を、次女は「らーめん 醤油」にしました。

 

 

 

 

映画を見終わって、12:45過ぎに伺いましたが、たまたまカウンター席が空いていて、すぐに座れました。

直後にお客さんが沢山入って来て、食べ終わって出る頃には券売機横から入口まで10人程並んでいました。

 

 

 

 

カウンター席の向こうは厨房で、中村店主は居ませんでしたが、湯切りの際の「天空落とし」はしっかり受け継がれている様です。

またチャーシューは炭火で丁寧に焼かれていました。

カウンター上には、調味料の黒酢、胡椒、七味に、箸と楊枝、そしてピッチャーに入った水、ティッシュが有ります。

コップとおしぼりは店員さんが運んで来ます。

 

 

 

 

卓上にもメニューが有ります。

シンプルに麺とスープを味わうための「だしかけ」¥650が有る辺りに自信を感じます。

 

 

 

 

待つ事7〜8分で、次女の「らーめん 醤油」が到着。

シンプルながら、チャーシュー、メンマ、ほうれん草、味玉半分が載っていて、必要にして十分な一杯です。

 

 

 

 

長女と奥様の「中村屋らーめん 醤油」に続き、私の「中村屋らーめん 塩」が到着。

海苔5枚、炙り焼きロースチャーシュー、炙り焼き鶏モモ肉チャーシュー、細切りのメンマ、ほうれん草、味玉半分が載っています。

これだけで、普通の店の「特製ラーメン」級ですが、この上に炙り豚バラチャーシューを加えた「特 中村屋らーめん」が有ります。

 

 

 

 

まずはスープから。

澄んだスープは、仄かに生姜が香る魚介出汁の効いた、丸鶏や鶏ガラから採った鶏ベースのスープです。
細かく刻んだネギや、フライドガーリックなどが浮いています。

ハヤリの「鶏と水」タイプのスープでは無く、重層的な重なりを感じるスープは、初めて飲んだ時は衝撃的でしたが、今飲んでみてもその旨さは些かも衰えていません。
とても丁寧に作られている事が良く分かるスープです。

 

 

 

 

麺は三河屋製麺製の細麺ストレート。

博多ラーメンの麺の様な細さですが、しっかりと茹で切られており、茹で加減は硬くも無く柔らかくも無い、正にジャストな茹で加減です。

適度なコシと歯応えが有り、スープが良く絡む美味しい麺です。

ちなみに+50円で「真空平打ち麺」に変更出来ます。
「真空平打ち麺」は卵不使用です。

 

 

 

 

豚ロースの炙り焼きチャーシュー。

「焼豚」と言う表現が的確な、香ばしく炙られたチャーシューは「中村屋」の代名詞的な逸品です。

肉感が素晴らしく、噛む毎に旨味が出て来る美味しいチャーシューです。

 

 

 

 

炙り焼き鶏モモ肉チャーシュー。

香ばしく炙られた鶏モモ肉は、適度な味付けでとても美味しいです。
豚ロースよりも炙った香ばしさはこちらの方が有ります。

 

 

 

 

5枚載ってる海苔。

折角なので、色々巻いてみます。

 

 

 

 

まずはスープに浸して、麺を巻いて海苔巻き麺にして頂きます。

魚介出汁が効いたスープは海苔と良く合います。
細麺の麺を包んでたべると、海苔の風味とスープ、そして麺が一体となってとても美味しいです。

 

 

 

 

細切りのメンマ。

町田の「一番いちばん」さんや八丁堀の「麺や 七彩」さんも細切りメンマですが、両店とも濃いめの色でしっかりとした味付けのメンマなのに対し、「中村屋」さんのメンマは繊細な味のスープに合わせる様に、優しい味のメンマです。

 

 

 

 

ほうれん草。

家系ラーメンの代表的なトッピングですが、家系ラーメンのほうれん草がややクタ位の茹で加減なのに対し、「中村屋」さんのは正にジャストな茹で加減です。

 

 

 

 

折角海苔が沢山有るので、海苔巻きほうれん草にして頂きます。

しっかりとした海苔に魚介の効いたスープ、そしてほうれん草の組み合わせがとても美味しいです。

 

 

 

 

半分載っている味玉。

黄身が綺麗に半熟の味玉で、まろやかな味の美味しい味玉です。

 

 

 

 

麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。

丸鶏や鶏ガラで採ったスープと魚介のWスープですが、更に生姜やフライドガーリックなどが効果的に重なり合って、繊細ながら見事な調和を見せています。

 

 

 

 

と言う訳で、完食。

スープもほぼ飲み干してしまいました。

 

 

 

 

次女の「らーめん 醤油」のスープも味見させて貰いました。

塩と醤油の違いは有っても、どちらもベースのスープの味を活かした味になっており、仄かな生姜の風味やフライドガーリックの風味もほぼ一緒です。

ただ、醤油には香ばしさと旨味が、塩にはシンプルな旨味が有って、甲乙付け難いです。

「中村屋」さんの「中村屋らーめん 塩」と「らーめん 醤油」でしたが、どちらも素晴らしい一杯でした。

今ハヤリの味では有りませんが、だからと言って古く色褪せた味か?と言うと全然そんな事は無く、味の重ね合わせで構成されているスープは「Japanese Soba Noodles 蔦」や「金色不如帰」などと通じる部分が有り、今でも一線級の味を維持しています。

スープはもちろん、一つ一つの具材や麺の茹で加減など、とても丁寧な仕事が分かる、見事な一杯でした。

 

 

 

 

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